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八百万の言葉

コンセプトは【マニアックな情報ブログ】
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星の名前(一等星)

彩悠さんの記事に触発されて、一等星の名前の由来を調べてみました。以下五十音順に星の名前、属する星座、意味、備考です。



アクルックス【南十字座】南十字座(学名Crux)のα星なので、αcrux。比較的新しい呼び名。

アケルナル【エリダヌス座】アラビア語で『河の果て』。エリダヌスとはギリシャ神話に登場する河の名前。

アルクトゥールス【牛飼座】ギリシャ語のアルクトロウスから。意味は『熊の番人』。牛飼座はギリシャ神話で熊に変えられた母を知らずに殺そうとした息子、アルカスをあらわす星座といわれています。

アルタイル【鷲座】アラビア語の『飛ぶ鷲』という意味のアル・ナスル・アル・タイルが語源です。



アルデバラン【牡牛座】アラビア語でアル・ダバラン『後に続くもの』という意味です。この星がプレアデス星団(昴)の後から上ってくるくることに由来しています。

アンタレス【蠍座】『火星に対抗するもの』という意味の、アンチ・アレスが語源です。火星と同じく赤い星で、時に火星がこの星に近づき、競いあうように見えるからだそうです。

カノープス【竜骨座】トロイア戦争の時にスパルタ軍艦を導いた水先案内人の名前から。

カペラ【御者座】ラテン語のカプラが語源。『雌の子山羊』を意味します。

シリウス【大犬座】ギリシャ語の『焼き焦がすもの』という意味のセイリオスが語源です。いわずと知れた全天一明るい星。

スピカ【乙女座】『穀物の穂』を意味するラテン語が語源です。この乙女はギリシャ神話の農業の女神デメテル、またはその娘ペルセフォネといわれています。

デネブ【白鳥座】アラビア語で『雌鳥の尾』という意味のアル・ダナブ・アル・ダジャジャーが語源です。

ハダル【ケンタウルス座】アラビア語で『地面』という意味だそうです。本州からは見えない南天の星です。

フォーマルハウト【南の魚座】アラビア語で『魚の口』をあらわすフム・アル・フートが語源です。

プロキオン【小犬座】ギリシャ語で『犬の先駆け』という意味。この星がシリウスより早く姿をあらわす事から。

ベガ【琴座】アラビア語で『落ちる鷲』をあらわすアル・ナスル・アル・ワーキが語源です。

ベテルギウス【オリオン座】アラビア語で『巨人の脇の下』または『白い帯をした羊の脇の下』という意味のイブト・アル・ジャウザが語源。『白い帯をした羊』というのは、三ツ星のことだそうです。

ポルックス【双子座】ギリシャ神話に登場するゼウスの子、ポリデュウケスのラテン語読みです。ポリデュウケスはカストールと双子の兄弟で、アルゴ号の冒険に参加したりしています。

ミモサ【南十字座】マメ科の植物ミモザのラテン語読みです。南十字座のβ星であることから、ベクルックスとも呼ぶそうです。

リゲル【オリオン座】アラビア語で『巨人の左足』をあらわす、ジル・アル・ジャウザが語源です。

リジル・ケント【ケンタウルス座】『ケンタウルスの左足』という意味。ケンタウルス座α星という呼び方もある、地球に最も近い星です。

レグルス【獅子座】ラテン語で『王』をあらわすレックスが語源です。



…以上、一等星21個の名前とその由来でした
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ギザの三大ピラミッド


紀元前200年頃、古代ギリシャのビザンティウムの数学者・フィロンが、「旅先で観た素晴らしい建造物」を『世界の7つの景観』という本にしました。
いわば古代世界のガイドブックのようなものです。
これが俗にいう「世界七不思議」のはじまりとなり、その後100年ほどたって、シドンの学者・アンティパトロスがこの文献を元に詩をまとめ、「七不思議」として定着するようになりました。

1 ギザの三大ピラミッド  エジプト・カイロ
  七不思議のうち、最古にして、現存する唯一の建造物。
  紀元前2600年頃、ギザの台地に建てられたといわれる3大ピラミッドですが、何のための建造物かは未だに不明です。
  一般的にはクフ、カフラー、メンカウラー王の墓という説が有力です。(現存するヒエログリフの表記順)
  大ピラミッドはクフ王のピラミッドをさします。
底辺は233M,各辺は東西南北に面し,四隅はほぼ直角をなしています。高さは137Mあり、壁面の傾斜角は52度あります。
  このピラミッドには一個2.5トンの石灰岩が230万個つかわれており,210段にわたって積み上げられています。これは東京駅170件分に相当する石材が使用されている計算になるそうです。
  またピラミッドの壁面は化粧石といわれる磨き上げられた石灰岩で覆われていました。この外装用の石は崩れてしまっていますが,当時のピラミッドの壁面は滑らかだったと考えられています。
  建設作業は石の切り出し,運搬,工事用道路の建設,基礎工事などの準備段階で10万人が3ヶ月交代で10年、さらに石の積み上げ作業に20年以上かかったと言われています。 
  ピラミッド建設は,ほとんど人力によっておこなわれました。
  映画で見た,奴隷がムチでせき立てられているシーンを思い出しますね。しかし実際には戦争捕虜以外の奴隷はほとんどいなかったようです。農民が,農閑期に衣食住を与えられて従事した、公共事業みたいなものだったと言われています。
  歴史上、最初にクフ王のピラミッドに入ったのは、9世紀のエジプト回教王・アル・マムーンです。
  財宝が目的で苦労して進入したのですが、財宝はおろか、王のミイラすらなく、蓋のない空の石棺があるだけでした。
  最初からここには何もなく、王のミイラも副葬品も別の場所に埋葬されているのかもしれません。
  
  また、ピラミッドはオリオン座を地上に描いたものだと言う説があります。ナイル川を天の川に見たてて、夜空の星をピラミッドで作ろうと考えたようです。
   ギザの三つのピラミッドの航空写真を見てみるとクフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッドはその対角線をのばした方向に並んでいますが、一番小さなピラミッド、メンカウラー王のピラミッドと呼ばれているものは、二つのピラミッドを結ぶ対角線上から少しずれています。
  きわめて精巧に作られたピラミッドどうしに何故このようなずれが生じているのでしょう。
  何故メンカウラー王のピラミッドは先の二人の王のものに比べて小さく作られたのでしょう。
  財政難説?それを証明するものは何一つありません。
  1994年、ギザのサンダイピラミッドは王の墓ではなく、夜空に輝くオリオン座の中心三つの星、アルニタクとアルニラムとミンタカをあらわしている、というそれまでエジプト考古学者が考えもしなかった画期的な仮説を書いた『オリオン ミステリー』という一冊の本が出版されました。この本の著者である、エジプト・アレキサンドリア生まれのイギリス人、ロバート・ボーヴァル氏は、
  「これらのピラミッドはある計画に沿って作られたもので、メンカウラー王のピラミッドはこのように作られなければならなかった。その計画とは夜空を地上に写しとることである」と語っています。
  そこで、オリオン座の3つ星の写真とピラミッドの写真を重ね合わせてみると まさしく、ピッタリと重なります。
  さらに少し暗い星ミンタカがメンカウラー王のピラミッドに重なり、その大きさやズレがうまく説明できます。
  エジプト考古学界で長年謎とされてきた部分が、このように解明されたのです。
  王の間と女王の間に二本づつある細長い通気孔は、南の空のオリオンとシリウスがそれぞれ南中した時の高度を示しているという事実も彼の説の裏付けとなっています。
  通気孔のそれぞれの角度、王の間の北面の通気孔は建設当時の北極星であった龍座のアルファに、同じく南面の傾斜角45度の通気孔と女王の間の南面の傾斜角39度30分の通気孔は、当時のオリオン座のアルニタクとシリウスの南中時の高度に一致しています。
  太陽信仰以前のエジプトのもっとも古い宗教は、オシリス信仰でした。オシリスは復活と生産の神です。その妹であり妻であるイシスは子を守る女神として、その子ホルスは天空の神として崇拝を受けていました。特に古代エジプトにおいて王は、ホルスそのものの分身として考えられていたのです。
  古代エジプト人達は、ナイル川が洪水になる夏の明け方に、東の空より上ってくるシリウスをイシスの分身、そしてオリオン座をオシリスの分身と考えました。王の間の通気孔がオシリスを表すオリオン座の3つ星を、女王の間の通気孔がイシスを表すシリウスを指しているのにはこのような意味あいがあるのです。
  
  このように、現在もピラミッドについてさまざまな研究が行われ、色々な発見がされています。
  古代のエジプトの姿も明らかになりつつあります。
  それにしてもクフ王はどこへ行ってしまったのでしょう。再生して街を出て行ってしまったのでしょうか?

自己紹介Byエナ。

もう一人の書き手、エナです。

【名前】 エナ(由来は鳥の名前)

【誕生日】クリスマス

【出身】滋賀県

【好きなモノ】鳥、魚、花、星、宝石、神話や民話全般。

【好きな作家】京極夏彦、さくらももこ、加門七海、夢枕獏、中山市朗、木原浩勝、結城光流、秋月こお、宮沢賢治

【好きな漫画】百鬼夜行抄、銀魂、拝み屋横丁顛末記、毒姫、WILD LIFE、tactics、ヨジゲン、xxxHOLiCなどなど。

【好きな音楽】スピッツ、ちょっとクラシック(特にラヴェル)。

【好きな画家】クロード・モネ、ルネ・マグリット、平山郁夫。

【こまごまと好きなモノ】貝殻、ガラス細工、和菓子、色の名前、犬、スーパードルフィー、御朱印集め、和風な物、なんでも書き記すこと。

【性格など】忘れっぽい部分と異様にずば抜けた記憶力があったりします。基本的には臆病者。好奇心は旺盛。あと方向音痴…。



色々長々と書き記してみましたが、こんな感じの人間が己の好みに忠実に従い、展開していくブログです。彩悠さん共々よろしくお願いします。

彩悠

セルフカテゴリつくってみたので自己紹介。

【名前】 彩悠
【読み方】 さなか とか あゆ
【由来】 …ケータイで検索して字が可愛かったので…
【誕生日】12月12日
【出身】 京都生まれ
【趣味】 読み書き。映画鑑賞。音楽鑑賞。など
【好きな小説】 彩雲国物語シリーズ、風の王国シリーズ、京極堂シリーズ、新耳袋 など
【好きな漫画】 落第忍者乱太郎、CLAMP作品、ブラッディ・マンデイ、モノノ怪 など
【好きな映画】 宮崎駿監督監修ジブリ作品(もののけ姫・魔女の宅急便・ハウルの動く城・風の谷のナウシカ・天空の城ラピュタ・紅の豚・千と千尋の神隠し・となりのトトロ) パイレーツ・オブ・カリビアン三部作 オペラ座の怪人 など
【好きなその他】 家。 家を見て回るのがスキです。 日本家屋の造りは美しい…。 茅葺瓦葺。屋根まで突き抜ける大黒柱…はぁはぁ(おちついて)
【苦手なもの】 油虫(ゴキ)、足の長い変な虫、足のいっぱいあるの、レバー、桃、きのこ、その他もろもろ。
【性格的なもの】 アスペルガー障害です。そんなに深刻じゃないですが、一旦キレると手がつけられません。


こんなものかな……。
寂しがり屋はプロフィールが長くなるんですよ…。 
HN:
エナ&彩悠
性別:
非公開
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